St. Louis Roll セントルイス・ロール

St. Louis Roll セントルイス・ロール

普通の高校生だった筆者が徐々に確実にアメリカナイズされていった、米国での大学生活の思い出と現在。これまでとこれから。

初心者の一人暮らしの食生活 in アメリカ

6月も半ばになりましたね。ということはつまり、2019年の上半期が終わろうとしているということです👀 皆さまにとって2019年は、どんな年になっていますか?

 

また、今日この記事を公開する日本時間の6月16日は父の日ですね。しかしながら(わたしの父親にとって)残念なことに、これは父の日にまつわる記事ではありません😦

父の日に関して面白い記事がかけそうになかったので、元々書く予定だったテーマでそのまま変更せずに行くことにしました。いつかもし気が向いたらわたしの父親もこのブログに登場するかもしれませんが、今のところ予定は未定です🐼

 

 

さて、ということで話を本題に移動して

今日はアメリカ(の都市部)で一人暮らしをするわたしの食生活について。

 

実家で家族と生活していた頃は料理のりの字も辞書になかったわたしですが、今は毎日自炊しています(!)

誇張ではなく、この事実はわたしのことを知る人にとってはかなり衝撃的なんです。そのくらいわたしと料理とは結びつかないものでした。食べることは大好きなんですが😹

 

そんな料理初心者のわたしが自炊をしているのには、四つほど理由があります。

 

一つはシカゴは物価が高く、外食もその例外ではないこと。

シカゴは全米平均より30%ほど物価が高いと、以前にどこかで読んだことがあります。逆に大学生の頃にわたしが住んでいたセントルイスはたしか全米平均を20%ほど下回っていて、そのせいもあってかシカゴで外で飲食しようとするとちょっぴり高いなあと感じます。

例えば、つい昨日飲んだトールサイズのフラペチーノは税込で5.3ドルでした。日本でスターバックスで飲み物を買ったことが一度しかないので何とも言えないのですが、日本と比べてどうでしょうか?

レストランに行くとなると、最低でもランチで一人12ドル〜15ドルはかかるだろうと思います(特に、シカゴのより発展した中心部では)。1ドル=110円とすると、これは約1320円〜1650円です。ファストフードを含めてもちろんこれより安く済ませることもできますが、いわゆる日本で言うところのランチに行くというとこのくらいの見積もりが妥当だと感じます🤔日本だったら、1000円前後で美味しく満足に食べられるランチの選択肢がもっと豊富にありますよね。

事実、職場のあるシカゴのダウンタウンのレストランに行った時はこれよりもう少し高くて25ドルくらいでした👀

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その時に食べたチキンポッドパイです。25ドル……🙊

 

二つめは、健康を保つため。アメリカの食事はハイカロリーで不健康だというイメージがありますよね😶 これは単なるステレオタイプではなくて、まぎれもない事実だと思います。笑

“Freshman 15” というフレーズがアメリカにはあります。これは大学のフレッシュマン=新入生は1年目の間に15ポンド(約7㎏)増えるという意味です。

ちなみにわたし自身はどうだったかというと1年どころか初めの4ヶ月で6㎏増えて、その重みを取り除けないまま卒業しました😧😹 カフェテリアの数少ない選択肢の中からごく限られた数の野菜のメニューを選んで食べたり、はたまたカフェテリアに見切りをつけて自炊していたらまた違ったのだろうとは思いますが… 普通に一日3食または2食を食べてたまには運動もしていたものの、気がついたら体重が増えていたというわけです。笑

(カフェテリアへの不満を述べるのはまた今度にするとして)そういうわけで少なくともわたしは、日本で生活していた頃のように何も考えずにただ普通にアメリカで食事をしていたらまるまるころころと体が大きくなっていってしまうと思いました。

それに砂糖や油をたっぷり使った料理が多いこの国。ただ太るだけにとどまらず身体にあまり良くない影響を及ぼしかねないとも思ったのです。

 

三つめ。やっぱりなんといってもわたしは日本食が一番好きなのですが、運良くアメリカナイズされていない日本食のレストランと出会えたとしても、値段に嬉しくないアレンジが加えられており日本で同じものを食べるよりずっと割高なのです😶💦

 

最後に四つめ、これは実は全く自覚がなくて母に言われてから気がついたのですが、案外一番大きな理由かもしれません。わたしは好き嫌いがとっても多いのです。マヨネーズはダメ、白っぽいソースは全部ダメ、キノコもダメ、濃い緑の野菜もあんまり…😂

嫌いな食べ物が多すぎて、給食も大嫌いでした。小学校を卒業したら給食とは一切おさらばだと思っていたのに、公立の中学校では引き続き給食を食べなくてはならないことを知った時、当時9歳のわたしは決意しました。夢のお弁当ライフを送るために、中学受験をして私立中学に行こうと。

信じられないような話ですがこれは紛れも無い事実で、そのくらい好き嫌いが多かったのです。今はもう少し食べられるものが増えましたが、それでもまだ一般的な目線でいったら偏食の部類に入るでしょう😅

 

ということで、これまで料理とは全く縁のなかったわたしですが、こうして必要に迫られて料理をするようになりました😂

面倒くさがりな自分 vs 生活費を節約したい自分健康でいたい自分好きなものを好きなように食べたい食いしん坊な自分 の勝負は、トリプルコンボの後者に軍配が上がったというわけです。

 

カフェテリアに行けばすぐにごはんを食べられたあの頃とも、ごはん作って〜と母親にお願いしてあとは待っているだけで食事が出てきたあの頃とも違って

自分で作るなり惣菜を買いに行くなりレストランに行くなり、一人暮らしの今はなんらかのアクションを起こさないと食事の時間はやって来ません。ごはんやお弁当を作ってくれる人への有り難みが、本当の意味で分かった気がします🙏✨平日毎日持っていくお弁当を用意するのも、仕事から帰って夕食の支度をするのも、楽なことではないですね😶💦

 

以下に、自炊を始めてからつくったものを写真でお見せします👀 

 

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まずはカレーライスです。どうしてもカレーが食べたくなったのですが、近所のメキシコ系スーパーにカレールウは当然売られておらずカレー粉と片栗粉でつくりました。そう、小麦粉と間違えて片栗粉を入れました…でも味はまあまあ美味しかったです☺️❤️

アジアスーパーが近くにあればルウを買うこともできますが、それが無くとも、海外にいてカレーが食べたくなった時はカレー粉と小麦粉で簡単に作ることができます👍(孵化したばかりのひよこレベルに料理未経験だったわたしに出来たのだから、間違いないです)

 

アジアスーパーと運命の出会いを果たしたあとに作った、サーモンアボカドボウル。
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刺身として食べられる生魚はスーパーで買うにしても少し高めですが、お店で食べるよりはずっと低コストです。特にこちらのお寿司は高いので…

 

こちらはわたしが自分では一番良く出来たと思っている、カツ丼です。
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パン粉、みりん、めんつゆ、醤油などはアジアスーパーで調達できました☺️ 普通のスーパーだけだと、ちょっと難しいかもしれません…

 

ハンバーグプレート。
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ハンバーガー用のビーフパティが成形された状態で売られていたりするので、厚みが物足りないかもしれませんがそれを使うことも可能ですね👀

 

そしてそんなハンバーガーつながりで、ハンバーグを焼いた日にたくさん作っておいたタネを使って自家製ハンバーガー。
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油を使わずとも片栗粉をつけて焼くだけでフライドポテトみたいになる!というレシピをみて作ってみました。揚げるよりもヘルシーで楽ちんなのに、確かにフライドポテトのようでした👏今はなんでも検索したら出てくるので、こうやって料理経験に優れた方々の恩恵にあずかれるのが有り難いです😌

 

唯一アメリカっぽいもので、アボカドトーストもどき。
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これは、ただ単にこの写真群を華やかにしたかったので載せました😹

 

ちょっと豪華にしたかった日のステーキ丼🥩
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たしか1ポンド(約454g)あたり4.99ドルと家計に優しい値段でした💕

アメリカはなぜか世界の多くの国々と同じ単位を使う代わりにすべて独自の単位を使用していて、これにはかなり閉口させられます😐重さも、長さも、温度もそうです…

 

最後に最近作ったひとくちコロッケです。月見団子ではありません🙅‍♀️

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これも前述のフライドポテト同様、揚げないレシピというものをインターネットで検索してつくりました。つぶしたじゃがいもをバターをくぐらせてから、煎ったパン粉にまぶながら焼くだけです。手際があまり良くないせいで、調理後のキッチンはまるで鳥にエサやりをしているかのごとくパン粉が散らばっていたことは内緒です。

 

何品もつくるほどの余裕はまだないので、大抵が一品料理です。お弁当にしたって、母が中高6年間持たせてくれていたような複数の種類のおかずとごはんがキレイにならんだものを朝からつくるのはわたしには到底無理なので(そんなことを試みたら1日で心が折れてしまいます😹)、だいたいは二人分の分量でつくった前日の晩ご飯か冷凍しておいた作りおきのおかずとお米を持っていっています。

でもまずは一歩一歩、赤ちゃんのような歩みでも積み重ねていけば料理上手になれるかもしれませんから😳!笑

 

そんなわけで料理初心者でも意外となんとかなるし、アメリカにいても日本食は作れることをお伝えできたのではないでしょうか?今回はいつもとちょっぴり毛色が違う記事だったかもしれませんが、楽しんでいただけていたら幸いです☺️

 

最後に、一つ父のことで思い出したことを。

シカゴに来てからの写真を家族のグループラインに送ったら、"自炊を始めてたくさん食べるようになって、顔が少し丸くなったんじゃない?"と言われたのです😤

 

…このブログに再び彼の出番がやってくることは、しばらくないでしょう😹😹😹

 

 

🌹本日も読んで下さり、ありがとうございます🌹

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