St. Louis Roll セントルイス・ロール

St. Louis Roll セントルイス・ロール

普通の高校生だった筆者が徐々に確実にアメリカナイズされていった、米国での大学生活の思い出と現在。これまでとこれから。

9日目🇪🇸午後9時に見た夕焼け空は一際綺麗だった

スペイン4日目は朝早くから始まりました。その日最初の予定は、鉄道でバルセロナから首都マドリードまで移動すること。列車の時刻は10時でしたが、散らかった荷物を何一つ片付けずに前の晩に寝てしまったので7時半には起きて荷造りをする必要があったのです。


マドリードには何をしに行ったのか?

 

その答えは、「昨年の12月に卒業した大学の友人と半年ぶりに再会する」です!彼女は卒業するときに、"スペインにいつでも来てね"と言ってくれました。そういったやりとりは社交辞令として交わされるだけで終わることもあると思いますが、わたしは"せっかくヨーロッパに行くのだからもちろん彼女のところに遊びに行こう!"と本当に行って来てしまいました😁笑

 

そんな5月18日の1日のスケジュールがこちら。

10:00 Barcelona Sants駅を出発
15:48 Puelta de Atocha駅に到着
16:30 メディアバルマーケット
18:00 公園からマドリードを一望
21:00 チンチョン到着
22:00 Cuevas de chinchonにてディナー

(歩いた距離: 5.7km、歩数: 8461歩)

 

鉄道は乗り換えがあって不安だったのですが、無事にたどり着くことができました。念のためリュックはずっと胸の前で抱きかかえていましたが、列車内に治安が悪い雰囲気は特にありませんでした。それどころか、スーツケースが大きくてとても重かったので持ち上げられないと思って座席の足元においていたのですが、親切なおじさまが荷物棚にのせて下さいました😌

ちなみに、書き忘れていたのでここで余談を。バルセロナ観光の初日、サグラダファミリアからの帰り道に地下鉄の駅でエスカレーターに乗っていたらジジッとジッパーが開く音が後ろでして、ぱっと振り返ると背後に立っていた女性がわたしのリュックサックに触っていたようでした。少しチャックが開いていただけで何もなくなったものなどは無かったのですが、"人が多いところではリュックサックは胸の前で抱えるべき"と色んな人が言っていたことが改めて頭をよぎりました。気をつけすぎる、ということは無いので皆さんも外国を旅行される際はお気をつけください👀

 

さて、本題に戻ります。わたしが会いに行った友人は郊外の町に住んでいて、マドリード在住の別の友人(👨)と一緒に駅まで車で迎えに来てくれました。まず最初に訪れた、メディアバルマーケット。

f:id:itsasuka:20180829095014j:image 楽器を鳴らして踊りながら紙吹雪をまいて練り歩く集団がいたりして、賑やかな雰囲気が楽しかったです。写真にあるオリーブの酢漬け(?)を友人の1人が買って、"美味しくて絶対気にいるから食べてごらん!"と言うので食べてみました。オリーブオイルはよく使うし好きなのですがオリーブの実を食べることはなかなかないので少しどきどきしながら食べましたが、とても美味しかったです。ほんのり酸味があってクセになりました😋中に種が入っているのですが、"自然のものだから種はそのへんに放り投げて捨てたらいいよ"と言われた時にはびっくりしましたが😦
田舎の祖父母の家でも、庭で育てていたさくらんぼは食べたらその種を庭に適当に捨てて(蒔いて?)いたな〜と懐かしく思い出しました。

 

それから車を運転してくれていた友人(👨)の家に立ち寄って少し休憩、近くの公園からマドリードの景色を一望しました。時刻は夕方なのに陽が高くてまだ明るい中、遠くにばーっと立ち並んだ家を眺めるのは素敵な景色でした🌿

 

そして、マドリード郊外のチンチョン(Chinchon)という街に向かって出発しました。思っていたよりも遠かったので、車での迎えにきてくれた友人達にはとても感謝しています💦

チンチョンへむかう道のりは山を登って行くのですが、道の脇に草花が咲き乱れていてとてもキレイでした。これからわたしは絵画の中に足を踏み入れるのでは?と思ってしまうくらい。そうして着いたチンチョン、車から降りてあたりを見渡した時、わたしは思わず声をあげてしまいました。

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陽の光をキラキラと浴びる一面真っ白の街並みは、それはそれは綺麗でした。まるで時が止まっているかのような、異世界にワープしてきたような、そんな不思議で幻想的な美しさが少しでも写真から伝わっていれば嬉しいです✨(ちなみに、一切画像加工はしていません!)こんなに明るいのにこの時既に午後9時を回っていたというのもびっくりしませんか?

 

わたしが街並みに見惚れている様子をみて友人2人はとても嬉しそうでした。そこで、携帯から音楽を流しながら缶のお酒を飲みつつおしゃべりをして過ごしました。こんなゆったりとした時間の流れ方もあるんだなぁ、と日々の生活が急ぎがちになっていたわたしにはとても新鮮で心安らぐひとときでした。

辺りを一通り歩き回ってお城のような遺跡(?)も見ました。街全体の雰囲気が、むかしむかし…のおとぎ話の中のようでした📖

 

ひとしきりゆっくり街を見た後、友人(👱‍♀️)のお家へ。2日間お世話になるご家族にご挨拶して、屋根裏のかわいらしいお部屋を使わせていただくことになりました。屋根裏といってもベッドと机、ソファがおけるくらいしっかりと広いスペースがある部屋です。


荷物を置いて少しゆっくりしたあと、とてもクラシックな雰囲気のレストランに連れて行ってもらいました。名前はCuevas de chinchon。洞窟の中のような造りで、歴史的な遺産みたいに見えました。中の写真を自分では撮らなかったので、インターネット検索でヒットした写真をいくつか。

f:id:itsasuka:20180829095104j:image f:id:itsasuka:20180829095108j:image まるでタイムトリップしたみたいでワクワクしました😍
クロケッタス(日本のコロッケのような料理で中身はクリーミーな小エビでした)、卵とオリーブオイルがかかったじゃがいもとパンチェッタを和えたようなもの、忘れてしまったけれどなにか肉料理、パン、オリーブなどを食べました🍴赤ワインも飲んだのですが、ゼリー飲料のパッケージに近い形の袋(でもサイズはふた回りくらい大きい)に入っていて3人で飲むには充分すぎるほどの量だったので、帰る頃にはほろ酔いレベル120という感じでした🍷笑 マーケットではカップに入ったサングリアを飲み、チンチョンに着いてから缶ビールを飲み、その上での赤ワインだったので当たり前といえば当たり前ですね(笑) 過去にお酒を飲んだ回数は両手でギリギリ数えきれるんじゃないかと思うくらい普段は飲まないので、生まれて初めて"酔うってこんな感じ?"と思いました😝😮

ちなみに三人で40€少しオーバー、お腹いっぱい食べて飲んだ値段は一人当たり日本円で1900円弱でした。イギリス、スペイン、イタリア、ベルギー、ドイツ、フランスの中だとスペインが一番食費が安かったと思います🤔(あくまでもわたしの感覚ですが)

 

以上、マドリード(というよりはむしろチンチョン)1日目の記録でした。チンチョンは、訪れた都市の中でわたしが人にお勧めしたいベスト3に入るくらい気に入った場所なので、アクセスしやすいところではないですがスペインにご旅行の際は訪れることを是非検討していただきたい場所です😉❤️

 

 

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