St. Louis Roll セントルイス・ロール

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普通の高校生だった筆者が徐々に確実にアメリカナイズされていった、米国での大学生活の思い出と現在。これまでとこれから。

欧州ひとり旅22日目🇧🇪北のベネチアはおとぎの国のように美しかった

電車に乗って1時間ほど、揺られてたどり着いたのはブルージュ

 

町の中に世界遺産に指定されている区域があったり、「屋根のない美術館」や「北のベネチア」という異名を持っていたり、人を惹きつけてやまない町。

そんなブルージュの美しさを日帰りでもめいっぱい目に焼き付けることができるように、限られた時間の中でわたしが実際に見てまわった順に町をご紹介します☺️

 

ベルギーにご旅行の際は、ブリュッセルだけでなく是非足をのばしてブルージュも訪れてみてください💛 心に残る時間になること、間違いなしです😉

 

総距離10.7km、17,926歩

 

 

ブルージュ駅に到着した時、外はひどく雨が降っていました。傘は持っていましたが、それでもあまり快適ではないだろうことが容易に想像できるくらいには強く雫が地面に打ちつけていました☔️

まだ朝も早い時間帯だったので、強行突破してずぶ濡れになりながら観光するよりも構内のカフェに入って、雨が止むかせめて勢いが収まるまで待つことをわたし達は選びました。

 

さて、なぜ一人称が単数ではなく複数なのか?🤔それは勿論、このブルージュ日帰り旅にはパートナーがいたからです。

 

というわけで、ここで前回の記事の最後に書いた”旅先のご縁"という意味深長なフレーズとブルージュに来る経緯についてご説明しますね😊

 

例のごとく無計画でベルギーにやってきたものの、観光プランに尽きてしまったわたし。どこに行こうか考えあぐねていると漏らすと、ベルギーに旅行したことのあった父からブルージュを勧められました。

 

他の都市に移動する過程で流れるようにしか見ていないけれど綺麗なところだった、と。

また、時間があればもっとゆっくり観光して滞在を楽しみたかった、とも。

 

そうしてブルージュへの日帰り小旅行がプランとして確定しつつあった矢先のベルギー2日目の晩、同じくヨーロッパを周遊中だというバックパッカーの日本人女性と出会いました🇯🇵女性のみの確か6人部屋だったと思うのですが、たまたま同じ部屋に滞在していたのです。

自己紹介をしたところ日本人同士だということが判明し、話しているうちに彼女もまた偶然ブルージュに行くつもりだということが分かりました👀

それならば一緒に行こうという話になり、かくしてわたしはブルージュ観光のパートナーを得たのでした。彼女はわたしよりも大人で、またずっと旅慣れている様子だったので心強かったです☺️✨

 

その場ですぐに行きの電車と帰りのバスのチケットを取り、こうして翌日ブルージュへやって来たのでした。

 

 

愛の湖公園

ブルージュ駅のすぐそばにある、ロマンチックな名がついた公園。

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雨上がりの重たく湿った空気すらも澄んでいるように感じられるくらい、はっと息を飲む美しさでした✨

 

小学生の頃のお気に入りの本の中に柏木幸子さんの「霧の向こうの不思議な町」やアンデルセン童話の「眠りの精のオーレおじさん」があるのですが、ブルージュを歩いていると度々それらの本のことを思い出しました。

 

どこか童話の中に入り込んでしまったような、魔法にかけられたような、そんな気分になれる町です💫

 

ちなみに、湖では白鳥がよく見られました。

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ブルージュにはFalcon (ハヤブサ、またタカ) がいるためにハトが寄り付かないのだと、前日のウォーキングツアーで伺いました。

確かに白鳥以外にはカモをよく見かけましたが、ハトはいなかったように思います。

 

 

ベギン会修道院

世界文化遺産に登録されている修道院。女性の自立を支援するために設立された共同体なのだそうです。

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真っ白な壁が目に印象的に映りました。

 

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こちらは修道院内の教会です。しん、としていて神聖な雰囲気が漂っていました。

 

 

ドゥハルヴマーン醸造

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見学ツアーに参加したり、ビールを購入することなどができます。時間があまりなかったので、併設ショップを軽く見るのみにしておきました👀🍺

 

名前の由来は半月(オランダ語でハルヴ・マーン)のようです。

ブリュッセルでは主にフランス語が話されているようだったのですが、ここブルージュではオランダ語の方が中心のようでした。

 

 

メムリンク美術館 (聖ヨハネ施療院)

写真向かって右側に見えている建物が、それにあたります。

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ヨハネ施療院という12世紀からある建物を改修して美術館にしたのだそう。

 

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中に入って鑑賞はしていないのですが、橋から見える外観が素敵でした。

橋の下は運河ツアーのボートが通ったりしていました⛵️

 

 

ブルージュ聖母教会

メムリンク美術館の、通りを挟んだ向かいに位置しています。

 

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こちらもやはりベギン会修道院に同じく、白・黒・それに金を基調としているようです。教会や修道院、大聖堂などの建築物でこんな風に壁が真っ白なものは他所では見かけなかったように思います。

 

運河クルーズ

わたし達は体験しませんでしたが、この橋の元にクルーズの乗り場がありました。

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橋の上からの写真。どこを切り取っても絵になる、まさに「屋根のない美術館」の名にふさわしい町です🌹

 

 

マルクト広場

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こちらの見事な建物は州庁舎。シックな色合いが堂々たる雰囲気を一層高めています。

ネオゴシック様式の建築だそうです。

 

カラフルで可愛らしい、ドールハウスのような建物がいっぱいありました。こんな外観のお家に住んでみたいものです😍

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鐘楼

広場に高くそびえ立つ、ブルージュのシンボル的存在の鐘楼。

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15分ごとに聴くことのできる、カリヨンの音色がやはり注目ポイントの一つと言えるでしょうか?

螺旋階段を上った頂上からの景色もまた美しいそうです。366段もの階段をのぼる時間がなかったとしても、少し足を止めて鐘の音に耳を傾けてみるだけでも楽しかったです😌

 

 

Skyscraper (The Bruge Whale ブルージュのクジラ)

Studio KCAというニューヨークを拠点としているデザイン事務所によって作られた、体長約12メートルのクジラのオブジェ。

構成している材料はなんと、太平洋と大西洋から集められた5トンのプラスチックゴミ。

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海に漂っているプラスチックゴミの存在に人々がもっと関心を持つようになることが狙いなんだそう。

 

クジラのボディの中に、日本語の文字が書かれたケースをいくつか見つけました。東日本大震災津波によって流されて打ち上げられたものかもしれない、という見解もあります。

 

写真では伝わりづらいかもしれませんが、近くでみると迫力がありました。この大きなクジラを構成している一つ一つが全て海に漂流していたゴミだとは…😔

 

 

建物

豪雨で始まったものの、途中から晴れて青空が出て来たブルージュでの1日。

最後に、探索中に見かけた素敵な建物の写真をシェアしますね😉

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まるで絵本の中かおとぎの国を歩いているかのように感じられる、カラフルで可愛らしいのにどことなくクラシックで落ち着いた雰囲気も併せ持った町並み。

繰り返しになってしまいますが、本当にどこを見てもどこを歩いても心がときめく素敵な景色でした❤️

 

たまたま遠足?にきていたのか子供たちがたくさんいたり人が多い場所もそれなりにありましたが、基本的にはとても穏やかな空気感が漂っていました。ヨーロッパ旅行中はそれなりの頻度で見かけた物乞いもブルージュでは一切見ることなく、ゆったりと落ち着いて観光することができました🌼

 

ちなみにこれはブルージュに限ったことではなく他の多くのヨーロッパの都市にも当てはまることですが、お手洗いの使用は基本的に有料です。

それから、ブリュッセルへと帰るのに乗ったバスの乗り場ですが、駅の反対側の出口から少し左に行ったところにありました。見つけるのにやや苦戦した思い出がほのかにあるので参考になれば幸いです🙂

 

 

この翌日は、ベルギーからドイツへと移動した日でした。ヨーロッパひとり旅で初めて、バスを使って国境を越えました🚍 (ヴァチカン市国は例外ですが)

フリックスバスというヨーロッパ内の移動手段として比較的有名な夜行バスを使いました。日本国内の旅行でも夜行バスに乗ったことがあるので、その違いもお届けする予定です😊

 

次回の記事を持ってベルギー編が終わるので、そのタイミングでアメリカ留学ブログらしい記事を一本書こうと思っています。

旅行記アメリカでの生活も、どちらのテーマも楽しんで読んでいただけたら嬉しいです😳✨

 

それでは、また。

 

 

🌹本日も読んで下さり、ありがとうございます🌹

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