St. Louis Roll セントルイス・ロール

St. Louis Roll セントルイス・ロール

普通の高校生だった筆者が徐々に確実にアメリカナイズされていった、米国での大学生活の思い出と現在。これまでとこれから。

欧州ひとり旅7日目🇪🇸アントニ・ガウディに魅せられて

情熱の国、スペイン!☀️

食べ物が美味しくて、日が長いから一日中たっぷり遊べて、良い思い出がいっぱいの国です。バルセロナマドリードそれぞれに3泊ずつしたので、まずはバルセロナから。
 

スペイン到着1日目は夕方だったので、実質的な観光をしたのは2日目からです。サグラダファミリアをはじめとしたガウディの建築物をまわる現地ツアーに参加しようと思ったのですが、予約を思い立ったのが前日だったのでどこもいっぱいで申し込めず…自分で全てチケットを手配して行くことにしました。夜な夜なホステルでパソコンとにらめっこしながら計画を立てるはめになりましたが、結果的には自分で手配してよかったなと思いました☺️

わたしプレゼンツ、"ガウディの建築物を1日で効率的になるべく多くまわろうプラン"のスケジュールです。この記事を読んでいただけば、1日でもバルセロナを最大限に楽しめること間違いなしです😉✨

 

(歩いた距離: 13.6km、歩数: 20193歩)

 

グエル公園 (8:30-10:00)

入場料は9ユーロほどですが、その時期のオープン時間の1時間前までに入場すれば無料になります。(オープン時間を過ぎたあと退場する必要はありません)

わたしも入場無料の時間帯に行こうと思っていたのですが、なにぶん前夜遅くまで計画を練っていたので早く起きられず、予定より30分ほど遅れて着きました。それでも朝のわりと早い時間帯ではあったので、人は若干少なめで写真撮影もしやすかったです📸

f:id:itsasuka:20190402005638j:imagef:id:itsasuka:20190402005654j:image

そこにはカラフルで芸術的な色使いの素敵な世界が広がっていて、物語の世界に飛び込んだような気分になりました。青い色味が多く使われていて、それがより一層ファンタジーっぽく感じさせたのかもしれません。

 

f:id:itsasuka:20190402005742j:image
f:id:itsasuka:20190402005735j:image

わたしはメアリーブレアの描くIt's a small worldなどの世界観も好きなのですが、それと少し似たところがあるように感じました。あちらはもっと淡い色合いですが、"たくさんの色にあふれているのに統一感がある"という点が似ているかなと思います。

 

f:id:itsasuka:20190402005946j:image

ツアーで来たものの旦那さんが体調を崩して休んでいるから1人で暇になってしまったという女性に会ったので、お互いに写真を撮り合いました😂記憶だけでなく記録にも残したい、見ているだけで楽しくなるようなキレイで可愛らしい建造物がたくさんありました。

f:id:itsasuka:20190402010013j:image

 

 

カサ・バトリョ (10:30-12:00)

わたしがこの日まわったガウディの建築物4つのうち、一番興味深い発見がたくさんあってワクワクしたのがこちらでした。

 

f:id:itsasuka:20190402010047j:image

受付で借りられる音声ガイドからそれぞれの部屋や調度品の背景知識を学ぶことができます。この写真は、海のイメージの部屋にある波をモチーフにした照明だったと思います。

 

f:id:itsasuka:20190402010124j:imagef:id:itsasuka:20190402010134j:image

いくつもの部屋を覗いてまわれるのですが、見る部屋見る部屋新しいワクワクとドキドキをくれたので、見学中ずっと興奮が止まりませんでした。

実際に足を運んでガウディの作品たちを見るまで、恥ずかしながらわたしが知っていた彼の作品といえば代表作のサグラダ・ファミリアのみ。常人には想像つかない設計と奇抜なデザインを施す建築家なのだろう、と思っていました。

ところが、音声ガイドを聞いていると新しい発見がありました。彼の作った家具の見た目が一風変わっているのは、使う人に寄り添うものにするためだそうです。

 

f:id:itsasuka:20190402010213j:image
f:id:itsasuka:20190402010206j:image 

握る時に手の形にぴったり添うような形の部品(ドアノブや取っ手に使われていました)、そして座る人の体に滑らかにフィットするような椅子です。

 

一階から中に入り、どんどん上にあがっていくと屋上にも出られます。

f:id:itsasuka:20190402010327j:image
f:id:itsasuka:20190402010319j:image

屋上にあったのは室内とはガラッと印象の違う、オレンジ色を基調とした夕焼けの中のような世界でした。この日は綺麗にからりと晴れていたので、青空とのコンビネーションもまた素敵でした。

 

また、有料で外からの写真撮影も可能でした。窓の外のスペースに出ると、隣の建物だったかどこかにカメラが設置してありそこから外壁と共に写真が撮れるのです。1枚12€で、プリントアウトされた写真だけでなくレシートに記載されたコードからデータのダウンロードもできます。

 

f:id:itsasuka:20190402010349j:image 

記念に購入しました📸

ディズニーシーのマーメイドラグーンのタイル張りされた壁がキレイだといつも思っていたのですが、バルセロナにこんなに美しい壁の建物があるとは知りませんでした。行ったことはないですが(当然)、竜宮城ってこんな雰囲気の建物かもしれないですね。

 

カサミラ (12:30-14:15)

f:id:itsasuka:20190402010432j:image

スペイン語ではLa Pedreraと呼ぶそうです。砂浜に打ち寄せる白い波のような外観ですね。

 

f:id:itsasuka:20190402010456j:image
f:id:itsasuka:20190402010504j:image

カサ・ミラの模型と、吹き抜けを下から見上げた写真です。現在はここで実際に生活している方々がいらっしゃるため、カサ・バトリョと違い全てを見て回ることはできません。

 

f:id:itsasuka:20190402010731j:image

どことなくチェスを連想させるような煙突群。これらのデザインにもガウディは並々ならぬこだわりがあったようです。

 

f:id:itsasuka:20190402010824j:image
f:id:itsasuka:20190402010849j:image

屋上から見下ろすバルセロナの街並み。暖かみのある色合いの家が多いですね。建設中のサグラダ・ファミリアもここから見えました👀

 

 

サンジョセップ市場 (ボケリア) (14:40-15:30) 

現地ではボケリアと呼ばれているそうです。活気のあるにぎやかな市場でした。

f:id:itsasuka:20190402010933j:image

 

わたしはフルーツカップ、生ハム、生牡蠣を食べました。一周ぐるっとまわってみたのですが、店によって多少の違いはあれど同じ食べ物の値段はどこも同じようでした。その場で座って飲食できるバーもありましたが、とても混んでいました😵

f:id:itsasuka:20190402011009j:image
f:id:itsasuka:20190402011036j:image
f:id:itsasuka:20190402011045j:image
f:id:itsasuka:20190402011024j:image

 

 

サグラダファミリア (16:00-19:00)

ガウディだらけの1日の大トリはもちろん、サグラダファミリア!2020年に完成すると言われていて、もう大分出来上がっているように見えました。

f:id:itsasuka:20190402011200j:image


到着してすぐ予約していたエレベーターの時間(16:15)だったのでそちらに向かいました。

実は、この"エレベーター"のどんな要素が特別なのかあまり下調べしないまま、エレベーターに乗るのが人気だということをきいただけで予約してしまったのですが😅 正直に言うと、個人的には乗らなくても問題はなかったかな…と思います。

Tower on the Nativity facade(生誕のファザード)からの景色がこちら。

f:id:itsasuka:20190402011316j:image
f:id:itsasuka:20190402011306j:image

 

エレベーターで塔に登り、そこから外に出て景色を見たりしながら階段をひたすら下ってゆきます。塔の内部ではありますが階段がかなり急なところもあったので、高所恐怖症の方にはあまり向かないかもしれません😶

f:id:itsasuka:20190402011322j:image

 

そして、こちらは内部の写真です。

f:id:itsasuka:20190402011413j:image
f:id:itsasuka:20190402011424j:image
f:id:itsasuka:20190402011433j:image

陽の光が差し込んでキラキラ輝くステンドグラスが綺麗でした。 

 

完全なる余談ですが、先日TBSで放送中の「東大王」の早書きバトルのステージで、世界遺産の名称を答える問題としてサグラダファミリアが出題されていました。最寄駅の道路→内部の写真がうつしだされたのですが、内部が映ったときに"サグラダファミリアだ!"と思いました。自分が実際に足を運んだ場所がTVで放送されるとなんだか懐かしくて嬉しい気持ちになります☺️はじめに周辺道路が映ったときに、スペインぽい街並みだなぁとは思ったのですがその時点では断言できるほどの自信はなかったです。ですが、東大王チームの伊沢さんは道路の時点で正解にたどり着いていらっしゃってさすがとしか言いようがありませんでした👀
東大王、大好きで毎回欠かさず録画して見ているのです。面白いだけではなくて勉強になるとても好きな番組なので、いずれもっと詳しく番組への愛を語った記事も書きたいなと思っています😂

 

さて、話をサグラダファミリアに戻しますね。外観も非常に繊細で凝ったつくりで、長い年月がかかっていることも納得の建造物です。カメラなどのズーム機能を使ってより近い距離で壁面を見るとまた違う発見があり、じっくり観察して楽しめます。

f:id:itsasuka:20190402011451j:imagef:id:itsasuka:20190402011505j:image

 

朝から色々な建物をまわってたくさん芸術にふれて吸収したら身体がとっても疲れてしまったので、サグラダファミリア近くのカフェで少し休憩してからホステルに戻りました。

f:id:itsasuka:20190402011513j:image

チュロスホットチョコレートに浸して食べるんだそうです。糖分補給できて、帰るための力が湧きました(笑)
この日はすごくくたびれていて、夕飯を食べたかどうかすら覚えていません…おそらく食べずに眠ってしまった気がします😪笑

4つのガウディの建築、どれも素敵でしたがわたしが一番好きだったのはカサ・ミラです。色使いといい、デザインといい、驚きと感嘆の連続でとても楽しかったのを覚えています✨バルセロナに旅行される方はぜひ行程の中に取り入れていただきたい場所です。

 

 

わたしが今回まわったこれら4つの建築は、全てチケットを購入する必要があります。

買えるまでにかなり時間がかかることもあるとインターネットに書いてあったので、グエル公園を除いた3つは前夜にオンライン購入しておきました。入場の時間を指定して買わなければならないので、滞在時間を全て計算して計画する必要があり少し大変でしたが満足のいく行程になりました☺️

参考までに、チケットをオンライン購入したあと登録したメールアドレスに送られてくるeチケットの画像をこちらに載せますね。

f:id:itsasuka:20190402011623p:imagef:id:itsasuka:20190402011642p:image

 

お気づきの方もいらっしゃるでしょうか。サグラダ・ファミリアの予約を済ませた時点で午前2時、カサ・ミラの予約が終わった頃には3時を回っていたのです… これでは早起きできなかったのも納得ですよね😅

 

翌日は、現地ツアーに参加してブラックマドンナで有名なモンセラート(またはモンセラット)に行って来ました。次回はそのツアーについての記事です。ブラックマドンナをご存知の方もそうでない方も、ぜひ読んでくださいね😉

 

 

🌸セントルイス・ロールをLINE友達登録していただくと、記事を更新した際にお知らせが届きます。ボタンを押して、ぜひお友達になってください☺️🌸

友だち追加

 

🌸スクロールして右上のボタンからブログの購読・下記のリンクからInstagramのフォローができるので、是非お願いします😌🌸

www.instagram.com

友だち追加